制作日記

家族計画 Re:紡ぐ糸マスターアップして

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いつもながら、マスターアップ後は落ち着かない。
やり残したことはないか、演出は十分だったか、スタッフの抜擢は間違いなかったか……。
正直切りが無いことはよくわかっている。
立場上、切りの良い頃合いを観てマスターアップの宣言をする役目だが、実はスタッフには内緒で心の中は穏やかではない。

ちょっと飛躍して聞こえるかも知れないが、そんな気持ちからも、今回は購入者の方にアクティベーション(認証)をお願いした。
パッケージ版はインストール時にインターネットを使用して(わずか20秒くらいだが)ネット認証が必須だ。
認証には賛否両論あると思う。
いや、反対意見が圧倒的にあるはずだ。
社内からも反対の意見が出たぐらいだ。

しかし、敢えて踏み切った。
それは既存の業界スキームだと購入者を、シンプルかつ(購入者にとって)安全に、継続性のあるスキームとしての低予算で、識別する方法がない。
購入者に対して、無料コンテンツの配布などをスムーズに行おうとするとどうしてもアカウントが必要だ。
そこで、面倒くさいことをお願いすることになった。

アクティベーションは購入者管理以外何物でも無いが、購入者サービスへと"特権”へと進化させることができないかと考えている。
ブログでこんなことを書くこと自体、また社内の反対派からクレームになるかも知れないが、敢えて書く。
約8年ほど前だったと思うが、PlayGateなるシステムを考案して「ネット接続版」という新しいスキームを業界向けに提案した。もちろん、会社も大きなリスクを背負った。
理想はよかったと思うが、残念ながら業界のコンセンサスが取れない内に協業会社、我が社の体力にも限界が来て、サービスを収束することとなった。もちろん、事後のケアはゲームどきっ!にて行っているが、スキームそのものは定着しなかった。

そして今回、その反省の上に立ち、敢えて再挑戦する。

ゲーム販売を"継続的サービス”へと昇華させたいと思っている。

オンラインゲームやソーシャルゲームのように聞こえるかも知れないが、スタンドアローンのゲームにネットを活用した、追加サービスを付ける仕組みを目指している。
できれば、消費税も上がることだし、パッケージ版の本体価格を安くしたい。そのためには正規購入者が欲しい。

果たして吉と出るか凶と出るか、もう冒険をする年でも既にないのだが、しかし今やれば、自分を生かしてくれた業界、美少女ゲームというサブカルチャーに未来が見えてくると思う。貢献ができるかも知れない。

そんな気持ちでアクティベーションに踏み切った。
既に制作スタッフは本日から購入後のユーザー向けの無料コンテンツの仕込みをはじめている。
仮に購入後、家族計画 Re:紡ぐ糸を気に入っていただいたとしよう。
そのユーザーさんに、頃合いよくうれしいクリスマスプレゼントのダウンロード情報を送るのはどうだろうか。

11/11時点で、家族計画 Re:紡ぐ糸は相変わらず、10年前のオリジナル版発売時と同じく販売店での予約状況は芳しくない。
後追いで販売数が伸びるタイトルだと(願いを込めて)思うのだが、その販売数の上振れに応じた継続サービスまで行えるところに行き着けば、私の理想としているゲームブランドとユーザーさんの「絆」が築けるのかと思っている。





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